AI Maker®は各施設の事情にフィットした、
業務改善用人工知能アプリケーション開発のための環境を提供します。
人工知能アプリケーションは医療現場を助ける良き同僚でなければならない、という強い信念でシンクアウトは突き動かされています。CEOの田淵MDは日本最大の眼科組織を支えるデータベース構築、CFOの新見MDは日本の大学病院の70%超に導入されている眼科システムの開発者として、別々の角度から“電子カルテ”問題に向き合ってきました。
シンクアウトが今、電子カルテの最大の問題だと認識していることが、現場スタッフによる改善が出来ないことです。無数のアイデアを生むことが世界の製造業をリードする日本の“現場(GENBA)”の最大の長所です。にもかかわらず、医療の標準化を隠れ蓑にして電子カルテは、カスタマイズと呼ばれる数多くの優れたアイデアを封殺してきました。
AI Maker®は各施設の事情にフィットした業務改善用人工知能アプリケーション開発のための環境を提供します。
ツカザキ病院眼科を筆頭に、大量の診療データを保持する日本を代表する眼科センターを人工知能開発環境ネットワークで結びつけます。外部ネットワークに持ち出すことなくデータをお互いに補完し合いビックデータ化を仮想的に実現します。質の高い、実用的なAIが現場を支えるのです。
日本の眼科医療水準は世界最高であることは世界が認めるところですが、一方で世界に名の知れた眼科センターは存在しません。人工知能開発主体である企業の視点から、分散する日本の眼科体制はデータ集積の効率性でどうしても世界的アイセンターに劣ります。分散学習システムはこの問題を一挙に解決します。インターネットで地理的な分散が多くの領域で障害でなくなっていますが、人工知能開発においても同様の時代が到来しているのです。
私たちシンクアウトは日本の競争力の源泉になることが至高の目的です。国民皆保険制度の堅持と発展が、AI Maker® によって生み出されたAIアプリケーションが、海外から運んでくる外貨が、このシステムを導入した施設に還流していくことで、次世代での発展の基盤になると想定しています。